世界最高峰のグルメ聖地・日本 ('26/1/26号)
2025年、日本は再び訪日外国人観光客の記録を塗り替えました。観光庁などの統計によると、年間訪日外国人客数は約4,270万人と過去最多を更新し、2019年の約3,190万人を大きく上回りました。これに伴い、訪日外国人旅行者の消費額も約9.5兆円と前年の8.1兆円から伸びており、インバウンド消費が日本経済の重要な牽引力となっています。1人当たりの旅行支出は約22.9万円と高水準で、買い物・飲食・宿泊が大きな割合を占めていることが分かります。

ミシュラン世界一のTOKYO
そして多くの訪日客にとって日本旅行の最大の目的が「食」です。日本政府観光局の調査でも「日本食を楽しむ」目的が上位に挙がっており、特に東京は世界的に有名な食の都市です。ミシュランガイド2026版によれば、東京には約160軒のミシュラン星付きレストランがあり、これは世界の都市で最多。パリやニューヨークを上回る数で、星付きレストランの数だけでなく、三つ星店の数でも世界トップレベルの評価を維持しています。

世界中から評価される"UMAMI"
こうした美食の背景には、日本ならではの豊かな食材と料理文化があります。四方を海に囲まれ、春夏秋冬それぞれの旬の素材が全国から集まることに加え、日本料理が大切にする「うま味(UMAMI)」の概念が世界的に評価されています。また、多くの料理人が一生をかけて技術と味を追求し続ける文化も、訪日客の心をつかんでいます。こうした食体験が、単なる観光以上の価値として「日本に来たい理由」のトップに君臨しているのです。



