GW明けに気をつけたい“アレ” ('25/5/5号)
今年のゴールデンウィーク、全国的に天候にも恵まれ、旅行やレジャーを楽しんだ方も多かったのではないでしょうか?
ゴールデンウィーク中は仕事に家事に忙しい毎日から少し解放され、暖かい気候も相まってホッと一息つける「非日常」とも言えます。
でも、連休明けでふたたび日常へと戻るこの時期、実はある注意すべき“落とし穴”があるのです。
「五月病」は日本特有の現象

この時期になるとよく耳にする「五月病」。
新年度のスタートから慣れない環境でがんばってきた緊張が、連休で一気に緩むことで、心や身体に不調を感じる人が増えてきます。特に、まじめで責任感の強い人ほど、疲れが表に出やすいと言われており、注意が必要です。
この五月病、実は日本特有の症状とも言われており、海外ではあまり知られていません。
心の健康にも“投資”を
こうした背景を受けて、いま注目されているのがメンタルヘルス市場。日本国内では年4%の成長率で拡大を続けており、2033年には市場規模が約5.27兆円に達すると予測されています。
投資の観点から見れば「超成長市場」ではありますが、それは裏を返せば、日本人の多くが心のケアを必要としているということ。だからこそ今、ビジネスよりも大切なのは、自分自身のメンタルにきちんと目を向けることではないでしょうか。
この時期は、無理せず、焦らず。頑張りすぎずに、ゆっくり深呼吸する時間を大切にしましょう。
